2019年06月11日

初老の懐古 K.Y−C

 “翠(みどり)したたる指月山(しずきやま)…”
 今から48年前に覚えた校歌です。入学式で初めて聞き希望に胸を膨らませた往時を回顧する気分があります。
 BUT その希望(期待?)も二日後には恐怖と変わりました。
朝の朝礼前に3年生の先輩が5人位(応援団の団長以下幹部)教室に来まして、“この中で先輩に挨拶してない者はおるかー”と教室に響き渡りました。一瞬のうちに教室は氷の世界。
 私は何かわからず素直に手を挙げました。“なんでかー”と怒声。“入ったばかりで同級もあまりわからないのに先輩は余計にわかりません”とつい言ってしまいました。
 応援団の団長は啞然とした表情を浮かべ“それもそーやのー”と一言だけ。
 なんで言ったのか後悔しましたが、後の祭り。暫くの間、目を下に向け早走りで移動する状況でしたが。1週間位してまたも呼び出し(もちろん一人だけ)“少しは、先輩を覚えたか、覚えた先輩に挨拶はしちょるか?”“クラブの先輩から始めています”と小声で返答。“それならえー”と励まし。それ以来、その先輩たちとは懇意にさせてもらいました。
 修学旅行のお土産を貰ったり、先輩の指導で新品の学帽を中生地を剥ぎその中にタオルを入れ膨らませてかぶったり、小さく細いカバンで登校したり。ETC…
 今も小さい町に住んでいますが、その先輩とはたまに顔を合わせたときには“高校では、やられましたねー”“いや、お前が生意気やったんやー”とたわいのない会話を交わしています。
 嫌なこと、苦しいこと、楽しいこと等たくさんあり、懐かしくもあり、いい思い出です。
posted by ハロフレ at 17:01| Comment(0) | 日記
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